銚子駅から一つ目の交差点
この超一等地の物件をギャラリーに改装した。
川のように雨漏りするので、大家さんは「No possible」と言っていたけど、なんとかかんとかやってみた。
この物件は、大家さんのお祖父様の遺言で、売らないし貸し出さないとされていた場所。
それを特別に使わせて頂いている。
バブルの頃に売ればものすごい金額になっただろうに、近所の人が静かに暮らせるようにと持ち続けられたらしい。
美術を愛した方で、ご自身でもギャラリー喫茶をされていたという。
一等地だからと無理に開けることもせず、静かにごく稀に、お祖父様のご意志に沿いつつ何かができたらと思う。