確かビートたけしさんの本に書いてあったと思う、鷹と雀の話を漫画にしました。
怪我をした雀を助けた人と、怪我をした鷹を助けた人がいる。
彼らは山の反対側に住んでいて、お互いのことを知らない。
やがて鳥たちの怪我が治り、空へ放すと、山の頂上で出会った鷹は雀を捕える。
一人は喜び、一人は悲しむ。
人間の喜怒哀楽はそんなものなのではないかと言う話だったと思う。
出来事自体には意味はなくて、人間が意味をつける。
鬱がひどくて世の中に良い意味を見出せない時に、よく思い出して励まされた。
(2018年夏に制作)